2018年3月にアナハイム大学児童英語サーティフィケートプログラム(Teaching English to Young Learners Certificate)を卒業されたライアン・フジイさんにこれまでのキャリアと本学での学びについて伺いました。 (右写真:ライアン・フジイさん)
1. これまでのキャリアと現在のお仕事について教えてください。
ワシントン大学で社会福祉を学び、卒業後はさらに別の学校で製図を学びました。
その後エンジニアとして働いていましたが、JETプログラムによって1996年に来日しました。それからはずっと日本で、小中学校や英会話学校で英語を教えています。現在は私立の小学校とYMCAで英語を教えています。この5月からは民間の語学学校でビジネスクラスも教える予定です。
2. アナハイム大学を選んだ理由は?
理由はいろいろありますが、ひとつは私の同僚が数年前にこのプログラムを受講し、良い経験になったと私に勧めてくれたことです。それから、著名な言語学者であり、この分野で多くの著書を出版しているデビッド・ヌーナン教授によって開発されたプログラムであったことも理由です。また、毎月コースが開講されるので、自分で開始する時期を選べたことと、リーズナブルな費用も魅力でした。
3. プログラムで一番良かったところは?
リーディグ課題のヌーナン教授の教科書と、リーディングを補完するビデオレクチャーという組み合わせが良かったと思います。それからインストラクターのマリー・ウェブ先生からの(ディスカッション・フォーラムでの)返信で、指導に関連するリソースやアイデアをいただけたことも励みになりました。
4. このプログラムを誰に薦めたいですか?
世界各地で子どもたちに英語を教える人や、これから教えたいと思っている人に薦めます。まだ経験の浅い先生の基礎固めとして、また子どもたちへの指導経験がある先生方でも、きちんと学びたい方や、応用言語学の理論と実践的なテクニックをおさらいしたい方にもおすすめします。
5. オンライン学習という経験はいかがでしたか?
オンライン学習は私の多忙な平日のスケジュールにとって都合がよく、うまく配分されていました。ディスカッションフォーラムへの投稿や小テストの締切が木曜日と日曜日(米国太平洋時間)というのも、理にかなっていました。最初の2〜3週間でリズムに慣れました。冬休みの間は少し勉強が遅れていましたが、1月に取り戻すことができ、インストラクターの先生には出来るときに追いつくよう、励ましていただきました。最終的にはコースを延長することなく予定通りに終えることができました。
6. その他コメント
アナハイム大学での勉強に非常に満足しています。オンラインのシステムも良かったと思います。インストラクターの先生からのメッセージがある時は表示され、小テストも2回受けることができ、その場合は平均点で評価されたので、とても良かったと思います。課題の締切も米国西海岸時間で木曜日と日曜日でしたが、日本時間では金曜と月曜なので、都合が良かったです。先生方やスタッフの皆さんにも感謝しています。このように学習を通じて人とつながることができたことはとても素晴らしいと思います。
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