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5. オンラインで学ぶという経験についてはいかがでしたか? 

以前は、一般的な学習スタイルのほうが絶対に良いと思っていました。しかし、アナハイムの修士課程でオンライン学習の素晴らしさを実感しました。どんな教材にもインターネットを通してどこからでもアクセスでき、自分のペースで学習を進めることができたことは、学校、仕事、私生活のバランスを取るのにとても役に立ちました。また、オンラインでもこんな風に深くクラスメートや教授とコミュニケーションがとれるのかと感動しました。そして何と言っても、オンラインでなければこのような著名な教授陣の授業を受けることはできないと思います。

6. GPA4.0(オールA)という成績でご卒業されましたが、お気持ちは?

GPA4.0で卒業して感じることは、教授の方々への感謝の思いです。様々な分野において多くのことを教えてくださっただけでなく、親身になって学習をサポートしてくださったことに心から感謝しています。また、キャリアを積んで様々な成功を収めている人とはどういう人間かという例をたくさん見せてもらいました。

7. オンラインTESOL修士課程をこれから始める人に向けてアドバイスを。

自分を信じ、どこまでいけるのか挑戦してみてください。

8. 英語教育に携わる日本人がTESOLを学ぶメリットは?

これは日本人だけにとどまらず、すべての英語教育に携わる人たちに言えることだと思いますが、TESOLを学ぶ一番のメリットは知識の習得、向上であると考えます。世界が変わるといっても過言ではありません。理論や海外での多くの事例を学ぶことによって、今までの自分のティーチングスタイル、信念が大きく変化します。「こんなことも知らずに英語を教えてきていたのか」と愕然とすることもあれば、「やっぱりこれでよかったんだ」と自信をつけることもあります。日本の英語教育は、他国に比べてまだまだ遅れています。何が足りないのか、どこをもっと向上させると良いのか、という発見が沢山できるはずです。  

Sachiko Nakamura

(中村 幸子さん)


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